思い出の一杯52 東京 新宿@満来

塾長

2008年06月25日 00:36

2004/ 閉店
新宿満来、西新宿の名物店であったが、店長の高齢化で店を譲ったらしい、豚の脂がよく効いた、かなり薄味のラーメンという処で、基本の味は醤油でこの味一本で勝負していた。スープのコクというか出汁に特徴が有り、老舗として何時行っても満員なのは、この味の性かと納得した。

チャーシューは並の店の3倍位の厚さが有り、チャーシュー麺1300円などは、ラーメンの量とチャーシューの量はどっちが多いんだろうと疑いたくなるようなチャーシューの迫力である。はなしの種に一度はお薦めであったのだが---。


自慢のチャーシュー



麺の茹で方にも他店では絶対見られない特徴がある。麺を茹でている最中に、お客があとから入ってきたら、既に麺を入れて沸騰しつつある鍋に後から入ってきた客の分の麺を継ぎ足す。30秒位までは気にしていない様であった。
またつけ麺の麺は3-4人分くらいドンドン茹でていき大ざるの中に入れて水で洗い順に出していく、常に1人分くらい多く茹で、1人で来た客がつけ麺を頼むと直ぐに出てくる。3人が頼むと3人分茹でて余っていた1人分と混ぜてから3人分を出すので、常に1人分は大ざるの中に待機している。絶え間なく客が入ってくるので出来る芸当、凄い量産体制である。




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